23:552009年5月8日03時02分、
YOMIURI ONLINEに、
日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動という記事が掲載されました。
この話題は、5月8日付の読売新聞にも掲載され、
NHKニュースや
FNNニュースでも取り扱われました。
記事に書かれているゲームの内容や掲載されている画像から、このゲームが
イリュージョンが2006年4月21日に発売したゲーム、『レイプレイ』であることが分かります。
「イクオリティ・ナウ」という海外の国際人権団体が、このゲームの過剰な性暴力描写に対して、犯罪を助長するということで販売中止を求める活動を行っているとのことですが、
元々このゲームは海外に向けての販売は行っていないようで、通販サイトのamazonを通して海外でも購入できるようになっていて、問題になったようです。
製作したイリュージョンのHPでは、5月8日の夕方頃に『レイプレイ』の作品紹介ページを削除し、製品情報からも削除。現在は作品内容を見ることはできません。
気になったので、8日19時過ぎに、秋葉原へ行き、10店ほど回って『レイプレイ』の新品・中古品を探してみましたが、
イリュージョンの他のゲームはあったのに、『レイプレイ』だけがものの見事に見つかりませんでした。
大体のお店で、最初から在庫があったか自体が分からない並べ方になってましたが、棚に空きがあり、「ここに置いてあったのかも」と思わせるお店もありました。
そして、
エロゲー通販店のリンク集を利用して、主に中古の通販サイトで検索してみましたが、『レイプレイ』は検索結果なし、もしくは在庫なしの結果になりました。
これがニュースが報道される前からこうだったのか、報道後の各サイトの対応によるものなのかは不明ですが、1本のゲームについて、なかなかこのような結果は出ないと思われます。
実質的に、秋葉原とネットの通販サイトでは、『レイプレイ』を購入することはできないものと思われます。
ここまで大きく目立つ、しかも海外の団体によるエロゲー販売中止活動のニュースは今まで無かったので動いてみました。
このニュースが、今後イリュージョンに、ひいてはエロゲー業界にどんな影響をもたらすのか、今後が気になります。
関連:●人工少女3~桐生家の一日 Artificial Girl 3 with a voice MOD#1(youtube)
※同メーカーのゲーム『人工少女3』を使って作られた、
『レイプレイ』登場人物風のキャラに音声を合わせたMAD動画のようです。
動画の中に
「
This is "Artificial Girl 3".NOT "Rapelay"(これは『人工少女3』です。『レイプレイ』ではありません。)」
と表示されています。
●日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動 (
痛いニュース(ノ∀`))
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